2006年02月25日

2006年13回:中山記念 阪急杯

中山記念
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はハットトリック。休み明け、距離延長、
斤量と割引材料がずらっと揃っているがここま
で人気を落としているなら逆に狙ってみたい。
芝、坂路、Cコースとさまざまな稽古をしており
時計も十分出している。走れる態勢にある。
 相手はカンパニー。最も得意としているこの
距離なら休み明けでも崩れるとは思えない。
 ダイワメジャーは鞍上にデムーロが帰ってきた。
攻め馬もそこそこよく仕上がりに不安はなさそう。
 エアメサイアは牡馬に混ざって力が出し切れる
かが問題。調教はよく走っており能力は出せる
態勢にある。

 買い目
 3連単1着固定
 5→(1-3-9-12)
 12点
 3連複
 5→(1-3-9-12)
 6点
1 1 ダイワメジャー  
2 2 グレイトジャーニー
3 3 × ヴィータローザ  
4 4 ナイトフライヤー 
5 5 ハットトリック  
5 6 バランスオブゲーム
6 7 カンファーベスト 
6 8 ユキノサンロイヤル
7 9 カンパニー    
7 10 ダンスインザモア 
8 11 クラフトワーク  
8 12 エアメサイア   
阪急杯
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はオレハマッテルゼ。前走東京新聞杯
では勝ち態勢の所を嵌った馬に差しきられた
形で勝ちに等しい2着だった。1F短縮は歓迎
で今度こそ勝ちきる。
 相手はコスモサンビーム。休み明けの一戦
になるが最も得意としている1400で能力出し
切ればあっさりもありえる。直前追いも坂路
ラスト1F12.1と素晴らしい切れ味を見せている。
 ビッグプラネットの前走小倉大賞典は先手
が取れずに惨敗した。今回もハイペースで行き
たいグランリーオがいて展開が不安だがマイペ
ースで行ければしぶとい。
 コスモシンドラーは条件戦を連勝してきた昇り
馬。控える競馬を覚えてからは上がり33秒台を
連発しており展開が嵌れば驚異。

 買い目
 3連単フォーメーション
 1着:5.10.14
 2着:5.10.13.14
 3着:5.10.12.13.14
 27点
 3連複BOX
 5-10-12-13-14
 10点
1 1 ローエングリン  
2 2 シルクトゥルーパー
2 3 スナークスズラン 
3 4 ニシノデュー   
3 5 ビッグプラネット 
4 6 グランリーオ   
4 7 ゴッドオブチャンス
5 8 ハッピートゥモロー
5 9 ブルーショットガン
6 10 オレハマッテルゼ 
6 11 タマモホットプレイ
7 12 × ロードマジェスティ
7 13 コスモシンドラー 
8 14 コスモサンビーム 
8 15 ウインクリューガー

2006年02月24日

北米ニュース色々

■Kenny McPeek to Return to Training(Bloodhorse)

昨年6月に調教師を引退すると宣言したマクピークMcPeek)調教師が復帰するそうです。オーストラリアに滞在し、Makybe DivaAlinghiを管理していたLee Freedman師や、David Hayes師のやりかたに刺激を受け、情熱が再び出てきたとのこと。

「オーストラリアのトップ厩舎を全部訪問が、彼らのやり方は信じられないくらい素晴らしい。すべて自分のところでまかなえるようになっていて、個人の調教施設を持って調教しながら、休みませ時には牧場で休ませている。彼らのやり方を参考にして、(ケンタッキー州レキシントン)ファシグ・ティプトンのすぐそばに牧場を買い、3月からU字型のコースを作る工事を始める。」

ゴルフコースのデザイナーの監督のもと、115エーカーの土地をアップダウンのある12ハロンの芝のコースそ構築、そしてコースの外にはポリトラックのコースも用意する予定。

McPeek調教師はSaravaHarlans Holidayなど80頭ものステークスウィナーを輩出した調教師です。また、国内に閉じこもりがちな北米の中では国際的な視野を持っている調教師で、南米から移籍したHard Buckドバイシーマクラシックキングジョージで2着するなどしています。

「自分を見つめ直す必要があったんだ。全米各地に110頭もの馬をもったため厩舎が大きくなってしまい、家族に負担をかけた。妻も病気になったりした。馬のすべてを理解できるような規模の厩舎にしたいんだ。」

管理する頭数は約50頭に絞る予定。

向こうのトップクラスの調教師は、大変だとは思いますが自分のリスクでいろんな可能性を追求できて楽しいでしょうね。


■Talkin' Horses with Rick Dutrow(Bloodhorse)

Saint LiamDutrow調教師のチャットログ。Saint Liamを手に入れたときの話とか、興味深い話がありますので、興味あったら読んでみる良いと思います。印象に残ったのは、下のコメント。


「今年の3歳馬では今のところ東海岸にはいい馬は見当たらない。おそらくダービー勝ち馬は、西海岸から出るだろう」
あと、今年の2歳馬にすごいのがいるそうです。

他にもベイリー騎手とか、エマ・ウィルソン騎手とかとのチャットログもあります。


■3歳戦関係

適当に3つほど。

(1)Steve Haskin's Weekend Preview: Is Ron For Real?(Bloodhorse)

先週雪で延期されたサウスウェストSが土曜日に行なわれますが、なと1番人気が予想されるLawyer's Ronのオーナー、James T. Hines Jr氏が自宅のプールで倒れてお亡くなりになりました。オーナーの無念を晴らす快走を期待したいところです。また、叔父にMineshaftを持つ良血Music Schoolなども登場します。

このレースは一昨年、Smarty Jonesがステップにしたレースです。

(2)Strong Contender Rumbles in Gulf Allowance(Bloodhorse)
先日触れたアローワンスは、Storng Contenderが1.34.92という好タイムで快勝しました。父Maria's Mon、母父Dynaformerということで血統的には距離が伸びても良さそうです。人気のHigh Cottonは6Fを過ぎたあたりで急に失速して惨敗しました。 。

(3)Point Given's first crop coming into its own(DRF)
2歳終了時では勝ちあがりがほとんどなくて心配されたPoint Givenですが、年明けてから成長を見せてます。キ。


2006年12回:アーリントンC

アーリントンカップ
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はキンシャサノキセキ。新馬戦、2戦目
ジュニアカップ共に性能の違いを見せつけ
る末脚を披露した。南半休産とはいえこのメン
バーならあっさり勝ちきってもおかしくない。
 相手はイースター。前走は入れ込みがきつく
まともな競馬にならなかった。当日少しでも落ち
着いていれば前走のようなことはない。
 ロジックは大崩れはないものの切れる脚がな
い分勝ちきれない競馬が続いている。減った馬
体が回復していれば。
 レッドバースピンはデビュー戦を除いたらダート
を使われ続けているが芝もこなせる可能性があ
る。末脚を生かせる展開になれば。

 買い目
 3連単1着固定
 14→(2-4-6-8-9)
 20点
 3連複
 14→(2-4-6-8-9)
 10点
1 1 シティボス    
2 2 レッドバースピン 
2 3 ゴウゴウキリシマ 
3 4 × アマノトレンディー
3 5 デンシャミチ   
4 6 ロジック     
4 7 ケンブリッジレーザ
5 8 イースター    
5 9 × ステキシンスケクン
6 10 メイショウフウライ
6 11 セフティバーニング
7 12 ペリー      
7 13 アドマイヤディーノ
8 14 キンシャサノキセキ
8 15 トップオンターフ 

2006年02月21日

北米ニュース色々

北米のニュースをななめ読みしたので、いくつかピックアップ

■西海岸の重賞
Silver Cup takes Buena Vista
ミスターセキグチの主戦、エスピノーザ先生がまたもや穴(8.1倍)をあけました。これでこの開催GI2勝、GII4勝。昨年GI勝ちがなかったのが嘘のような勝ちっぷり。

年明けから予想大会の対象になったサンタアニタの重賞(GII以上)は18。そのうちエスピノーザ6勝とヴァレンズエラ5勝と2人で11勝とほぼ独占状態。2人のどちらかを買っておけばよいという状態になっています。乗れているときのエスピノーザは、人気薄でも平気で持ってきますので(by-デルマ近くに住んでらしたvovoxさん)馬券ファンには頼りにされる騎手です。あとはソリス(去年短期免許で日本に来る直前に落馬で大怪我を負い中止)に復活の兆しがありますね。

Buzzards Bay wins All American
Buzzards Bay 快勝。ゴールデンゲートは昨年のゴールデンゲートダービーを制している得意コース。ビッグキャップへの参戦はまだ未定。テンションが上がりやすい気性を気にしているようです。 おそらく、 Lava ManHigh Limitと競り合うのが嫌なんでしょう。

Derby Trailの初期から追いかけてきた馬たちは、古馬になってもなんとなく気になって応援してしまいます。

バーバラフリッチーHとジェネラルジョージHが中止
うーん。結構好きなレースだっただけに残念。

ピムリコで発生したウィルスの影響で、メリーランド州に馬を入れることができなくなり、ローレルの短距離重賞2レースが中止。もともと先週に予定されていたのが3月頭に延期されていました。

昨年はSaratoga CountyジェネラルジョージHを勝ったあとドバイに行って、ドバイゴールデンシャヒーンを勝ちました。バーバラフリッチーHのほうは、牝馬限定戦でBank Auditとか、Bear FanSensibly Chicとかのどんぐりの背比べなんですが、なかなか面白い一戦で私は好きです。 「タフな決定だった」とメリーランドジョッキークラブのルーラフェット氏。残念ですが、立ち止まる勇気というものもありますね。


3歳戦関係

■Steve Haskin大先生のダービーコンテンダーの紹介記事
Cat and Cotton Tales
プレッチャー厩舎の馬たちの紹介。Keyed EntryBluegrass CatHigh Cottonとやはりメンバーが揃ってきました。

Lurking in the Wings
アローワンス、メイドン(新馬)、まで手を広げて紹介。 Hesanoldsalt(Broad Brush)とか、Point Determined(Point Given)は血統的には応援したいですね・・・。

■サムデービスステークス
Bluegrass Cat Scratches Out Sam Davis Win

タンパベイで行なわれた8.5F戦をBluegrass Catが快勝しました。私はタンパベイは映像が見られないのですが、なかなかいい内容だったようです。Storm Cat×A.P. Indyというコテコテの良血です。

■アローワンス@ガルフストリーム
昨年のジト惨敗事件が影響しているのかどうかは知りませんが(笑)、ガルフストリームは有力馬がはなかなかステークスを使わず、アローワンスに強い馬がゴロゴロいる状態になっています。

現地時間水曜に行なわれるアローワンスは完全にステークスクラス。ケンタッキージョッキークラブS(GII)2着のHigh CottonDixie Union)、アーリントンで強い勝ち方をしてきたStrong Contender(Maria's Mon)、前走メイドンで7馬身差千切ったStorm Treasure(Storm Boot)、Roamin MurphyGrindstone)などが出てきます。

 

2006年02月20日

海外のフェブラリーSの記事

■ TVGが今年から日本のGI14レースをを生中継
TVG to air 14 live programs from Japan

アメリカでも日本の大レースを賭けることができるようになったので、今年は昨年以上には日本の競馬の記事が出るようになると思います。

■ 予想
Kane Hekili in tough spot(DRF)
February Stakes at Tokyo(AAP-Aus)

■ 回顧
Dubai Next for February Stakes Hero Kane Hekili(Bloodhorse)
Kane Hekili takes February Stakes in Tokyo(ThoroughbredTimes)
Dubai-bound Kane Hekili impresses in February score(Bloodstock Journal)

内容はレース展開、血統などの紹介などですが、中継の影響もあってか各紙ともいつもより詳細な記事を書いているという印象です。基本的に海外レースなんてどうでもいいというスタンスのDRFは特に。また、Bloodhorseはフラムドパシオンについても触れています。

───"Whether regarded as the favorite or not, Kane Hekili figures to be a top contender in next month's showpiece at Nad al Sheba."(1番人気になるかどうかは別として、カネヒキリは来月のドバイワールドカップの最有力馬の1頭になる)(Bloodstock Journal)

だそうで、かなり評価されたといっていいと思います。

例年、アメリカ勢のドバイ参戦の情報は出るのが遅く、今週くらいから正式決定の記事が出始めます。今のところドンハンデを制したBrass Hatがほぼ決定、Magna Graduateが迷っていて、Mandella厩舎のCongratsUnbridled EnergyMinister Ericのうちどれかが出てきそうな感じ、というくらいです。これは、昨年一昨年のメンバーと比べるとやや落ちると思います。カネヒキリでも十分互角以上に戦える相手だと思います。

ただ、まだ確定ではありません。サンタアニタHが終わった後くらいに、陣容が見えてくると思います。


2006年02月17日

2006年11回:フェブラリーS 京都記念 クイーンC

フェブラリーステークス
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はカネヒキリ。昨年JCダートでダート王に
ついた。芝実績がないのだけがやや不安だがこ
こはあっさり勝ってドバイに向かって欲しい。
 相手はヴァーミリアン。明かな太め残りだった
前哨戦もよく踏ん張り2着。状態があがっていれ
ば好勝負出来る。
 アジュディミツオーは展開一つで快勝も大敗も
ある。強力な同型があまり見あたらない今回は
マイペースで行ければ怖い。
 シーキングザダイヤはG1で2着を5回と勝ち
きれないまでも実績は残している。出来落ちが
無ければ当然ここも好勝負。
 サンライズバッカスの前走は明らかに仕上げ
不足。展開が嵌れば追い込みが効く。
 タガノゲルニカタイキエニグマの昇り馬にも
注意が必要。共に1800での実績が高いのが魅力。

 買い目
 3連単1着固定
 14→(2-7-8-9-15-16)
 30点
 3連複
 14→(2-7-8-9-15-16)
 15点
1 1 リミットレスビッド
1 2 × タイキエニグマ  
2 3 ユートピア    
2 4 ニホンピロサート 
3 5 スターキングマン 
3 6 サカラート    
4 7 アジュディミツオー
4 8 ヴァーミリアン  
5 9 シーキングザダイヤ
5 10 メイショウボーラー
6 11 ブルーコンコルド 
6 12 トウショウギア  
7 13 タイムパラドックス
7 14 カネヒキリ    
8 15 × タガノゲルニカ  
8 16 × サンライズバッカス
京都記念
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はシックスセンス。実績的に別定56kgは
明らかに有利。最強の1勝馬が2勝目を挙げる。
 相手はサクラセンチュリー。コース相性もよく確
実に追い込んでくる末脚が魅力。問題は斤量だけ。
 ヴィータローザは前走久しぶりの勝利で勢いに
乗る。太め残りが無ければ確実に差してくる。
 トウショウナイトは実績程人気にならないタイプ。
展開が嵌ればその末脚は驚異。

 買い目
 3連単1着固定
 1→(2-3-6-9-10)
 20点
 3連複
 1→(2-3-6-9-10)
 10点
1 1 シックスセンス  
2 2 トウショウナイト 
3 3 × デルタブルース  
4 4 シルクフェイマス 
5 5 ビッグゴールド  
6 6 サクラセンチュリー
7 7 ブルートルネード 
7 8 タガノマイバッハ 
8 9 ヴィータローザ  
8 10 × マーブルチーフ  
クイーンカップ
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はアイスドール。前走のG1では大外枠
が響き最後方からの競馬になり力を出せなかっ
たが最後はよく伸びていた。勝ち星のある東京
マイルで見直す。
 相手はルビーレジェンド。ケイコの動きもよく
前走から能力は相当高そう。見劣りは全くしない。
 ハネダテンシはリフレッシュ放牧明け。能力的
にここでもひけは取らず有力。
 アサヒライジングは前走で1番人気を裏切った
が単騎で行ければここでも好勝負出来る。

 買い目
 3連単1着固定
 12→(1-7-8-10-11)
 20点
 3連複
 12→(1-7-8-10-11)
 10点
1 1 × マチカネタマカズラ
1 2 チャームダンス  
2 3 クリノスペシャル 
2 4 ワイキューブ   
3 5 ミルククラウン  
3 6 マルカアイチャン 
4 7 ルビーレジェンド 
4 8 ハネダテンシ   
5 9 マイネジャーダ  
5 10 アサヒライジング 
6 11 × コイウタ     
6 12 アイスドール   
7 13 ウエスタンビーナス
7 14 プリティタヤス  
8 15 ゲッタウェイ   
8 16 ミッキーコマンド 

2006年02月16日

早い引退がアメリカ競馬をスポイルする?

■早い引退がアメリカ競馬をスポイルする?
Oh for the Yesteryear(Bloodhorse)
The Price of Greed (Railbird)

「変化は常に避けられないが、それは正当な理由に基づかなくてはならない。 残念ながら、ここ数年の変化は競馬全体、特に競馬ファンを失うものだ。私が言いたいのは、近年の馬たちが、かつての馬たちに比べると早く引退するようになったことについてである」(Bloodhorse

アメリカではここ2年ほどトップホースの早期引退が相次いだため、この手の記事が頻繁に書かれています。

かつては50〜70戦する一流馬も珍しくはありませんでしたが、近年は20戦せずに引退する馬がほとんど。記事ではRownd Table(66戦43勝)(1954)やGallorette(72戦21勝)(1942)などを例として挙げてますが、ほんの10年前、つまりCigar(1990)(33戦19勝)や、Skip Away(1993)(38戦18勝)の時代と比べても現役生活が短くなったように思います。

記事が指摘するように最近のアメリカのトップホースは(1)キャリアが短くなったのに加え、(2)レース間隔を開けるようになった、のもあると思います。前者の典型がSmarty Jones、後者の典型がGhostzapper。かつてのルーカス厩舎などはしばしば「使いすぎ」と批判されましたが、最近のマンデラ、フランケル厩舎などは逆にレースを選び過ぎかもしれません。ただ、この点については「カリフォルニアの競馬場の馬場が悪いから」だという反論があります。

さて、このような点は日本と比較すると対照的です。前にも書きましたが、日本は年々キャリアが伸び、高齢馬が強くなっています。種牡馬入りのチャンスが狭く、おまけにレース賞金は世界一高いので、現役を続行するという選択が合理的です。

一方、アメリカは賞金は高くないものの、種牡馬としてのチャンスには恵まれてます。基本的にビジネスがうまく、馬が売れる上、ピンフッカーが活躍する安い馬のマーケットも充実しています。おまけに競争成績の劣る種馬の下克上も可能です。ミスタープロスペクター、クリスエス、ダンチヒなどの名種牡馬たちは、現役時GIを勝てず、1万ドル以下の種付け料で種牡馬生活をスタートして、トップサイヤーに上り詰めました。こういう例は日本ではあまり見かけません。

以上のような点から、アメリカではさっさと引退して種牡馬入りしようという選択肢が合理的になるのです。

種牡馬入りするチャンスがあるがゆえに競馬がスポイルされがちになっているアメリカと、種牡馬がスポイルされがちになってるがゆえに、強い馬が現役に残る日本。立場によっても異なるので一概にどちらがいいとは言えませんが、ファンにとって嬉しいのは後者でしょうか。

「2004年、9412頭のイアリングが売れ、5億ドル(約60億円)を売上げたアメリカでは、今後もスマーティ-ジョーンズが増えつづけ、スペクタキュラービッドは減っていくだろう」(Railbird


■ピンカイJr.サンタアニタ競馬場を提訴
Santa Anita, Pincay Settle Injury Lawsuit(Bloodhorse)

2003年1月の落馬事故で骨折し、引退したラフィット・ピンカイJr.騎手が、サンタアニタ競馬場を提訴しました。落馬の際の医療体制に不備があったことにより、引退を余儀なくされたことの責任を問うものだそうですです。ピンカイ騎手は通算9517勝で引退当時56歳。10000勝を目前にしての引退でした。


■ジト厩舎@Derby Trail
Zito content under radar, for now(ThoroughbredTimes)

ダービーに5頭も有力馬を送り込んだ去年に比べると、今年は今のところまだ地味なんですが、常に注目はされています。Superfly、Great Point、などがいますが、Superflyはベルモント2着のAndromeda's Heroの全弟で、SuperflyはPoint Given産駒の追い込み馬。どちらもベルモントSあたりが良さそうです。

中でも期待されているのが、先日ガルフストリームの一般戦を勝ったHesanoldsalt。この一般戦ではプレッチャー厩舎の有力馬を倒したので、ホーリーブルSでも人気が予想されたのですが、自重しました。ステークスデビューはジト厩舎で91年にダービー馬になったStrike the Goldのようにフロリダダービーになるかもしれないとのこと。Broad Brush産駒で全兄にドンHを勝ったMongoose。

なお、BloodstockJournalによれば、これまでは3冠ではベイリー騎手やプラード騎手にご執心だったジト先生は、今年はWSJSでも来日したベハラノ騎手を主戦に迎えたそうです。ほとんどすべての新馬に彼が騎乗しています。

騎手、厩舎の分析機能を追加

Movable Typeのコメントテーブルが壊れたため、またもやこれまでのコメントが全部消えてしまいました。
これまで貴重なコメントしていただいたので、残念ですが、一部しか復旧はできません。
スパムが引き金になっているようなので、スパム対策を強化します。

 

さて、種牡馬についていた集計・分析機能を、調教師と騎手にも拡張しました。
参考:DBを使って海外の種牡馬の特徴を分析してみる(2005年08月23日)

 

色々みていきましょう。
フェブラリーに有力馬を送り込む2厩舎。

◆角居厩舎

2005年 14-2-3-20 / 39
GI 8-1-2-4 / 15

ものすごい勝負強さですね。

◆森厩舎

2005年:3-20-9-72 / 104
GI:0-9-3-26 / 38

なんすか、この2着王は(笑)

◆フランケル(米)

2歳 0-0-0-0 / 0
3歳 2-3-2-15 / 22

西海岸ではマンデラ厩舎と並ぶ晩成厩舎です。海外からの移籍も多く、芝と牝馬の成績がいい厩舎です。

◆プレッチャー(米)

牝馬限定戦 12-6-6-21 / 45
芝 5-2-2-13 / 22

芝は軽視だけど、牝馬で稼いでます。この厩舎は早熟ではないけどフランケルほど晩成でもなく、下半期のの3歳戦を荒らしまわる印象。
北米でリーディング取ろうと思ったらフランケルやここのように芝か牝馬のどちらかで稼ぐ必要があります。

◆バファート(米)
◆ジト(米)

「ダービーボブ」というだけあって、3歳戦で強い。芝はほとんど使わない。牝馬もあまり。
ジトせんせーも、ほぼバファートと似たような感じ。
出走数が少ないことからわかるように、 厩舎の規模もあまり大きくなく、いわば3冠に特化した厩舎です。


騎手。

◆ルメール(仏)

欧州 20-3-6-49 / 78
日本 1-6-3-23 / 33

日本だと勝負弱いなどといわれることもあるようですが、欧州での勝負強さは尋常じゃありませんね。やはり一流騎手だと思います。

◆デットーリ(伊)

全成績 35-21-15-129 / 200

デットーリ様。このお方も相当勝負強いですね。これでも怪我もあって05年はイマイチだったのだから恐れ入ります。

◆デザーモ(米)

2005年 3-10-12-34 / 59
2004年 8-9-10-33 / 60

去年は日本だけじゃなくてアメリカでも調子悪かったのです。体重を落として2004年以前の調子が戻れば、もっとやれるはずです。

◆横山典弘(日)

GI 2-10-5-24 / 41

箸休め(笑)

◆ベイリー(米)

2005年 30-13-12-50 / 105
2004年 24-18-13-46 / 101

先日引退したベイリー。2年連続でGII以上のレースで、連対率4割以上。
しかも、05年の方が勝率が高く、内容がいい(04年は怪我もあった)。惜しまれるのがわかります。

◆エスピノーザ(米)

2006年 6-0-1-9 / 16
2005年 9-8-11-42 / 70
2004年 21-12-7-41 / 81

現在V字復活中の西海岸のエース。去年は乗れてなかったんですねぇ。
このお方の素晴らしいところは、単勝回収率が通算で145%。人気薄を持ってくるのです。
西海岸に競馬に出かける方は、狙ってみるといいとおもいます。

 

トップ騎手やトップ厩舎をみてみましたが、共通していえるのは2着より1着が多いということですね。
勝負に持ち込んだときに勝ちきれるというのが大事だと、あらためてわかりますね。

2006年02月11日

2006年10回:きさらぎ賞 ダイヤモンドS

きさらぎ賞
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はドリームパスポート。ここ2走の負けた
相手がフサイチリシャール、マルカシェンクと
世代トップクラスの馬。このメンバーならあっさり
勝っても不思議はない。
 相手はディープエアー。前走は案外と伸びきれ
なかったが札幌2歳の内容からもっと走れていい
はず。調教のタイムも良く巻き返せる。
 グロリアスウィークはシンザン記念で惜しい2着。
気性の悪さが出なければ前走以上。
 ファイングレインはデビュー2連勝中。まだまだ
未知数な部分が多いがそれが魅力でもある。

 買い目
 3連単1着固定
 1→(3-7-9-10-12)
 20点
 3連複
 1→(3-7-9-10-12)
 10点
1 1 ドリームパスポート
2 2 アドマイヤメイン 
3 3 ディープエアー  
4 4 マイネルスケルツィ
5 5 クラフトミラージュ
5 6 フュノンガルウ  
6 7 × メイショウサムソン
6 8 ケンブリッジレーザ
7 9 グロリアスウィーク
7 10 × タニノベリーニ  
8 11 アスタートリッピー
8 12 ファイングレイン 
ダイヤモンドステークス
枠番 馬番 本紙 馬名  本命はフサイチアウステル。前走のAJCC
でも惜しい内容の2着。休み明け一度叩かれ
た状態も上昇しているだろう。ここは順当か。
 相手はハイアーゲーム。はやりこの馬は生
粋のサウスポー。勝ち鞍の全てを挙げている
東京コースで反撃。
 ルーベンスメモリーは右目失明しており、左
回りの方が確実にいい。右回りでもここ2走結
果を残しており相手強化のここでも楽しみ。
 メジロトンキニーズは父ダンスインザダーク、
母父モガミから長距離適正は高いだろう。斤量
50kgも軽くて魅力的。

 買い目
 3連単1着固定
 3→(4-5-7-11-15)
 20点
 3連複
 3→(4-5-7-11-15)
 10点
1 1 ブリットレーン  
2 2 シャドウビンテージ
2 3 フサイチアウステル
3 4 メジロトンキニーズ
3 5 ルーベンスメモリー
4 6 シェイクマイハート
4 7 × マッキーマックス 
5 8 ゴーウィズウィンド
5 9 オペラシチー   
6 10 ダイワキングコン 
6 11 ハイアーゲーム  
7 12 ファストタテヤマ 
7 13 ハイフレンドトライ
8 14 アンドゥオール  
8 15 × トウカイトリック 

2006年02月10日

北米年別平均ベイヤー指数 (03年〜05年)

昨日の続き。

2003から2005年の年ごとの平均を出してみました。芝は分析する気が起きなかったので、ダートのみ。

距離 年齢 GI GII 主な活躍馬
短距離 古馬 2003 116.83 Cajun Beat、Shake you Down、Aldebaran、Ghostzapper
2004 110.55 111.67 Pico Central、Speightstown、Kela
2005 111.40 107.58 Saratoga County、Taste of Paradise、I'm the Tiger
古馬 2003 100.00 102.33  
2004 101.67 102.67 Bear Fan、Lady Tak
2005 97.50 102.50 Bank Audit、Sensibly Chic、Madcap Escapade
中距離 3歳 2003 110.80 110.00 Funny Cide、Empire Maker、Peace Rules、Ten Most Wanted
2004 105.22 105.31 Smarty Jones、Birdstone、Lion Heart、Rock Hard Ten
2005 106.44 103.13 Afleet Alex、Giacomo、Bellamy Road、Flower Alley
古馬 2003 115.82 106.60 Mineshaft Candy Ride Medagria D'oro Pleasantly Perfect Congaree
2004 113.33 108.13 Ghostzapper Roses in May Saint Liam Pleasantly Perfect Southern Image
2005 111.82 106.42 Saint Liam Rock Hard Ten Lava Man Commentator Borrego
3歳 2003 98.50 96.00 Bird Town、Spoken Fur、Island Fashion
2004 100.50 96.73 Ashado、Stellar Janye、Soceity Selection
2005 96.86 95.33 Smuggler、Round Pond、Sis City
古馬 2003 105.86 106.00 Azeri、Sightseek、Adoration
2004 102.92 96.83 Azeri、Sightseek、Storm Flag Flying、Ashado
2005 101.45 102.80 Ashado、Stellar Jayne、Pleasant Home、Society Selection
*2003年は4月以降のデータ。03年のGIIはデータ数が少ないため除外
**赤字が高い年 、青字が低い年

ずっと入力してたので、なんとなく結果は予想できたのですが、ずいぶんはっきりと出てしまいました。

ここ2年、特に昨年は各路線ともイマイチ。特に主要路線である古馬中距離は2年連続で落ちてますね。ハイペースでレースを引っ張っり、いつも高いベイヤーを叩きだしていたMedagria D'OroやCongareeのような快速馬がいないのが大きいと思います。この辺はCommentatorやLava Manに期待。

04・05年の3歳世代、つまり01・02年生まれの世代は、ケンタッキーシンドローム(Mare Reproductive Loss Syndrome-MRLS)の影響を受けています。2001年4月に発生した原因不明の病気で約2000頭(ケンタッキー産の3割)が流産、被害総額は3億3000万ドル(約400億円)とも言われています。このため、昨年の世代などは3冠の登録頭数も少なく、「量より質」(by-DRF)などと言われもしましたが、ここ2年の3歳戦のベイヤー指数を見る限り、パフォーマンスへの影響が少なからず出ていたような気がします。

この点を考慮に入れると、01・02年世代が主力になりつつある現在の古馬戦線の層がかなり薄くなってしまっているのは仕方のないことだと思います(思いがけない引退も相次ぎましたが)。逆に言えば、スターホースが出てきやすいとも環境とも言えるので、それに期待したいです。


■3億円ホースHarrlington上昇ムード
Harlingtonが水曜日に行なわれたガルフストリームパークで行なわれた9ハロンのアローワンスで快勝し、これで5戦4勝。昨年デビュー2連勝して期待を集めたものの、リズンスターSでは惨敗して故障。その後12月にアケダクトで復帰して5馬身差で圧勝していました。Harlingtonは父アンブライドルド、母はあのセレナズソングで、03年キーンランドセプテンバーセールで280万ドルで落札された良血馬。今後はガルフストリームパークHに向かうようで、いよいよ古馬一線級との対戦する予定。

しかし、9億円ホース(ミスターセキグチ)を聞いてしまうと、3億円程度ではすごいと思えなくなってしまうのが恐ろしい(笑)

■Funny Cideやや復調気配
少し古いですが、こちらは2月2日のガルフストリームパークのアローワンスに出走し、2着でした。アローワンスであるものの、Sun King(ジト軍団)、Contante(アルゼンチンG1馬)、Sir Greely(ステークス勝ちの期待馬)、とメンバーは重賞級。Wet Fastの条件の中、勝ち時計が1:34.42で着差は1馬身ちょっとと優秀な内容です。Tagg師もようやくこれで目処がたった、と一安心だそうです。

Funny CideとHarlingtonの2頭、3月4日のガルフストリームパークハンデで激突する予定です。

■ドバイ
アメリカ勢で参戦を表明してるのはとりあえずこの辺です。

Captain Squire:ゴールデンシャヒーン or ゴドルフィンマイル
Choktaw Nation:ゴドルフィンマイル
Host(CHI):デューティフリー
Brass Hat:ワールドカップ
Unbridled Energy:ドバイワールドカップ
Minister Eric:ドバイワールドカップ
Congrats:ドバイワールドカップ

下の3頭はいずれもマンデラ厩舎。まだわからない部分もあります。続報があったら書いていこうと思いますが、
上に書いたように全体的に古馬の層が薄いので、例年よりは日本勢にとっては組しやすい遠征メンバーになる気がします。

2006年02月09日

北米路線別平均ベイヤー指数

ベイヤーが登録されたレース数も600を超えたので、路線別の平均ベイヤーを出してみました。

芝・ダ 距離 年齢
GI GII GI GII
〜8F 2歳 86.63 81.25 96.00 97.63
3歳 101.54 96.13 105.83 101.60
古馬 100.00 102.24 112.26 109.56