フランス競馬情報
フランス語勉強してるだけのような気も(笑)
【1】フランス3歳路線3/27-3/30
基本情報
2008年
2007年
日付
コース
場
レース名
距離
賞金
齢
性
格
地域
馬場
DRAW
勝ち馬
時計
時計(秒)
ペネ
補正タイム
補正指数
父
騎手
厩舎
Odds
コメント
勝ち馬
時計
時計
3/27
Saint-Cloud
Sai
Francois Mathet
2000
55
3
牡
騙
L
PARIS
T
G
Starlish
2.26.30
146.3
5.2
132.0
13.2
Rock Of Gibraltar
Crastus
Lellouche
8.3
超不良馬場。勝ち馬は逃げ切り。人気のルメルジェIndian Daffodilは届かず。
Shujoon
5.0
2.17.70
3/30
Saint-Cloud
Sai
Nasrullah
2000
34
3
牡
騙
B
PARIS
T
G
Celebrissime
2.28.10
148.1
4.8
136.4
13.64
Peintre Celebre
Peslier
Head
4.4
こちらは内を回る。勝ち馬は内を回って逃げ切り完勝。2着は外から差し。
No Dream
4.5
2.08.20
3/30
Saint-Cloud
Sai
La Troienne
2000
34
3
牝
B
PARIS
T
G
Cymbal
2.28.40
148.4
4.8
136.7
13.67
Singspiel
Victoire
Pantall
4.0
全馬相当外を回っていたため、相当な距離ロスあり。勝ち馬は2番手から突き放す。2着は追い込んだCosmic Fire。
Furusato
4.5
2.12.20
■3/27 Francois Mathet(Listed 2000)
27日のサンクルーはペネトロ5.2。逃げ切ったのは、ルルーシュ厩舎のStarlish。人気のロートシルト&ルメルジェのIndian Daffodilは、追い込んで2着止まり。馬場を考えると、別に悲観する内容ではないという受け止め方のようで、「依然有力馬の一頭だよ」(ルジェ師)とのことです。
昨年2.17.7(5.0)と比べると、10秒近く遅い時計です。ペネトロの差は0.2(1.5〜2秒ぐらいの差)だけなので、時計がかかりすぎなのですが、先週のサンクルーは全般的に昨年より5秒以上時計がかかってます。
■3/30 Prix Nasrullah(B 2000)
30日のサンクルーのペネトロは朝の時点では4.8だったのですが、日中終始雨が降っていたようで、27日よりもさらに悪そうに見えました。
牡馬のCourse B。1レースに組まれたこのレースでは、全馬内を回っていました。内で粘ったCelebrissimeが、外に持ち出した馬の追撃を抑えて完勝。外の方が伸びてることを考えれば、着最上の勝利かと思われます。時計は2.28.10。ペネトロ4.8でこの時計は、昨年のNo
Dreamの2.08.20(4.5)と比べて約20秒(!)も遅い。では物足りないかというと、ペネトロ以上に悪く見えたので、額面通りには受け取れないと思います。
■3/30 La Troienne(B 2000)
この日の第3レースに組まれたこの牝馬戦以降のレースでは、内が相当悪いと判断されたらしく、道中は5〜6頭分ぐらい外、直線は最終週の新潟のように外ラチ沿いに持ち出していました。何メートルぐらい余計に走ってるんでしょうか(笑)。勝ったのは、2番手から抜け出したヴィクトワール騎手のCymbal、2着は最後方から追い込んだCosmic
Fire。Cosmic Fireの方は、良馬場だと相当追走に手間取るんではないでしょうか。
出走各馬は終始外を走りましたが、終わってみれば走破時計は上のナスルーラ賞と比べて0.3秒遅い程度。いかに内が悪かったかがわかります。昨年と比べても16秒ぐらい遅い時計。
勝った3頭ですが、結局のところ結論は保留。次走、良馬場で見てみないとよくわかりません。
【2】古馬
■3/30 Prix Edmond Blanc(G3 1600)
30日のサンクルーの第4レース。なので、コース取りはTroienne賞と同じくみんな外。先行して抜け出そうとするGris de Grisと、控えたドイツのKonig
Turfとの叩き合いを制したのは、パスキエ騎乗のKonig Turf。ドイツ馬にとって、最近のフランスは庭みたいなもんです。1番人気のSpirito Del
Ventoは完敗、馬場だったようです。
勝ちタイムはマイルで1.52.20。古馬重賞のこの時計を見ても、相当時計がかかってるのがわかります。ちなみに昨年はペネトロ4.5で1.43.60です。
コース取りについてはレース映像を見ていただければ。
http://www.youtube.com/watch?v=AT750aObfXI
サンクルーでは大外に持ち出すのはよくあります。2005年のクリテリウム・インターナショナルでは、勝ったCarlotamixが大外に持ち出し、内外に大きく分かれた追い比べになっていました。スミヨンによれば、内外でペネトロ0.3分(2-3秒)ぐらい馬場差があると、外に持ち出したくなるそうです。
ケンタッキーダービー戦線(08-10)フロリダダービー(&ドバイ回顧)
【1】フロリダダービー
いよいよ最終プレップ。ガルフストリームは、コーナーが大きく直線が短い9ハロンコースで、少し円形に近いコース。特に9ハロンは、スタートしてすぐにコーナーで、内枠が非常に有利で、10番より外は不利。人気馬が外枠に集まってやや波乱の臭いがするレースでした。1番人気は、重賞未勝利ながら、前走アローワンス で12
1/2馬身差で圧勝したデュトロ ワ厩舎のBig
Brown 。 レースは、スタートからハナの奪い合い。最内のFierce
Wind などが先手を取ろうとしますが、結局大外、デザーモ 騎乗のBig
Brown が逃げます。このため、ペースは非常に速く、4ハロン45.83。ここでペースが落ちるかと思ったら、ペースは落ちず6ハロン通過が1.10.08。ガルフは直線短いので、先行有利ですが、ここまで速いと、さすがに後方の馬のペース。にもかかわらず直線に入ると逆に差は開く一方で、最後は5馬身差で圧勝。2着には6番手からレースしたSmooth
Air 。3着には最後方から追い込んだペルーのTomcito 。ただし、2着とは7
1/2馬身差。負かしに行ったElysium
Fields 、Firece Windは軒並み潰された。
Big
Brown はBoundary 産駒で3戦全勝。デュトロ ワ師、「世界中でこの馬に勝てる馬がいるとは思えない。前走で勝つまでは、こんなに強い馬だとは思っていなかった」
Brass
Hat がドンH で出したトラックレコードとわずか0.37差。しかもこのトラックレコードはSloppyでのもの。とはいえ、同日の古馬のステークス戦で、Electrify という今後が期待できそうな馬が勝ったのですが、勝ちタイム が1.47.85だったので、時計が出やすい馬場ではあったようです。時計自体より枠順、展開の不利がありながらまとめた点が、評価されるべきところ。ベイヤーは108〜110ぐらいでしょうか。
他の馬の動向にもよりますが、本番3番人気以内は確実で、1番人気もあると思います。強調材料は、(1)内枠有利のコースで12番という非常に不利な枠で、(2)強引に先行し、(3)6ハロン1分10秒08という猛ラップを刻みながら圧勝、(4)時計は過去10年で最も速く、06年のBarbaro より0.85速い。一方、不安材料は、(1)最終プレップで走りすぎ、(2)Danzig 系×Nureyev 系で血統的に距離がどうか。Danzig 系で最終プレップ走りすぎた馬と言えば、Bellamy
Road がいますね。
【2】ドバイかいこ。
ごく簡単に。馬場は、芝もダートも速かった。特に芝は速かった。
■Gマイル
時計がUAEダービー のマイル通過よりも遅い、かつ馬場は速いのに、勝ちタイム は例年より遅い。つまり低レベル 。Diammond
Stripesが内から何とか差して本命馬の面目躍如。プラー ド1勝目。行方不明だった◎雑魚シチー(Zacocity)4着。
■UAEデルビー
前評判通りドゥコック
ワンツー。オナーアンドグロー リー は05年に続いて2勝目。スピード系の血統ですが、速い馬場の時のナドアルシバは、9ハロンまでは割とスピード系・マイラーが有利。レベル は例年並、つまりわりと高いかと。◎Rock
Ascot はスクラッチ。出てても多分ダメでした。
■シャッヒーン
北米ワンツー。時計の目安になるのが、この展開不問の直線短距離レース。過去5年で約1秒は抜けて一番速い。なので、馬場が速いという見立てなのですが、勝ち馬も相当強いと思います。3着はクウェート調教馬。プラー ド2勝目。これは馬単的中。
■免税
例のごとく9カ国から参戦。普段乗らない騎手同士で、かつ、お互いの馬の能力や作戦が読めません。こういうレースでは、どうしても様子の探り合いになりがちなので、結局先行した方が有利だったりします。
で、先行した人気薄のJay
Peg の勝ち。南ア2勝目。上がり勝負で、◎Literato 、アドマイヤオーラ 含めて、真ん中 より後ろにいた馬は出番無し。ウオッカ は器用な馬じゃないわりに、よく乗ったと思いますよ。今後に期待。1昨年までと比べると3秒ぐらい速い時計ですが、レベル はよくわかりません。
■シーマ
フジキセキ 産駒のSun
Classique の完勝。これで南ア3勝目。「世界でサンデーサイレンス 系が確立されました」(by世界のゴーダさん)は正直言い過ぎだと思いますが(笑)、サンデーサイレンス は孫もなかなかだぞ、と知らしめることができました。先行したことに加え、時計速い馬場もサンデー系に向いたんじゃないでしょうか。ここ数年より3〜4秒ぐらい速いですからね。◎Doctor
Dino は3着。
■WC
この5年の出走馬で、10ハロンでベイヤー115+を記録したことがあるのは、Pleasantly
Perfect 、Medaglia
d' Oro 、Roses
In May 、Dynever 、Invasor 、そして今年のCurlin の6頭。Pleasantly
Perfect に負けたMedaglia
d' Oro 、Roses
In May に負けたDynever 以外は全部勝っています。ベイヤー指数というのは距離が伸びれば伸びるほど難易度が高くなります。特に9ハロンと10ハロンの壁は大きく、10ハロンで115+を出せるクラスが、その10Fの舞台で実力を出せばもう別次元で、他の馬では到底太刀打ちできません。9ハロンの115+の馬が相手だったり、レースの距離が9ハロンだったりすれば、展開次第でまだなんとかなるんですけどね。今年はマイル通過1.34.8からのスタミナ勝負になったため、他の馬ではなおさら勝負にならず、ラスト400以降、大差がつきました。
*実は、パーフェクトホースことDyneverが115+を出してたのをすっかり忘れてました(笑)
トータルのレベル 的には、例年並、ここ5年では北米から115+の有力馬が出なかった06年(Electrocutionist )を除けば、ほぼ似たようなレベル だと見てます。もっとも、道中のペースがきつかった分、内容的には濃い一戦だと思います。
ヴァーミリアン はCurlin 以外とは互角にやれる馬だったとは思いますが、自分のレースができませんでした。不利もあったみたいですが、遠征のためか昔の難しい馬だった頃のヴァーミリアン になってしまいました。
フランス競馬情報
世間はドバイだというのに、無駄に詳しいフランス競馬情報です。
■3月20〜24日の3歳戦
日付
コース
場
レース名
距離
賞金
齢
性
格
地域
馬場
DRAW
勝ち馬
時計
時計(秒)
ペネ
補正タイム
補正
指数
父
騎手
厩舎
Odds
コメント
3/20
Deauville
Dea
De La Pierre
Herpin
2300
34
3
牝
B
PARIS
PSF
D
Courageuse
2.33.10
153.1
3.0
153.1
13.31
Linamix
Crastus
Lellouche
8.8
逃げ切り。2着のShake The Moon は外に出せずに脚を余す。
3/20
Deauville
Dea
Du Senequet
2300
34
3
牡騙
B
PARIS
PSF
D
Watar
2.31.40
151.4
3.0
151.4
13.17
Marju
Bonilla
Head
5.8
ペースが速かったか、最後方からラスト50切って差しきり。差し切られた2着のDon Ramiroもまずまず
3/21
Deauville
Dea
Montenica
1300
55
3
牡騙
L
PARIS
PSF
L
War Officer
1.17.90
77.9
3.0
77.9
11.98
Grand Slam
Lemaire
Rouget
1.8
2番手から抜け出して3馬身差の圧勝。
3/21
Deauville
Dea
Ronde De Nuit
1300
55
3
牝
L
PARIS
PSF
L
Lessing
1.18.50
78.5
3.0
78.5
12.08
Orpen
Peslier
Durepaire
13.3
外から差しきり勝ち。人気のDixie Girlは5着。
3/24
Saint-Cloud
Sai
La Camargo
1600
55
3
牝
L
PARIS
T
G
Trip To Glory
1.53.00
113
5.0
100.0
12.50
Where Or When
Lemaire
Rouget
3.2
内の3番手から抜け出して圧勝。Gris Tendre同様ロートシルトの馬。
3/24
Saint-Cloud
Sai
Omnium II
1600
55
3
牡騙
L
PARIS
T
G
Gris Tendre
1.52.30
112.3
5.0
99.3
12.41
Slickly
Mendizabal
Rouget
3.9
3着までは接戦。勝ち馬は内を掬った。脚色は2着のArcadia's Angleが良かった。人気のHello Morningは外に出して伸びず。
【補正指数について】
フランスの馬場状態はペネトロ指数で計られます。馬場状態の変化が日本よりもはるかに激しく、ペネトロ5.0ともなると、芝のマイル戦の勝ち時計が1分52秒ぐらいになることもあります。こんな馬場は日本ではまずあり得ません。
ペネトロ指数とタイムの関係が、現地ではどう考えられているかについての記事は、探してはいるのですが、まだ見つけられていません。ですから、一概には言えませんが、基本的には距離が長くなれば長くなるほど馬場悪化の影響が時計に響いてきます。自分の持っているデータで計算したところ、中距離(1600〜2000m)の距離では、ペネトロ+0.1あたりの走破時計がだいたい+0.65ぐらいです。短距離(〜1400)だともっと小さくなり(+0.5程度?)、長距離(2400〜)だともっと大きく(+0.8〜+1.0)なると思います。ですが今回はとりあえず全距離を+0.65で補正してみました。ちなみに、PSF(オールウェザー)ではペネトロはありません。
表の「補正指数」とは、走破時計をペネトロ3.0に補正して、200mのラップに換算しました。3.0は2005年の凱旋門賞の日と同じで、最も硬い馬場に近い馬場です。
今週はListed4戦とCourse Bが2戦。
大事なのはサンクルーの2戦です。24日のサンクルーはペネトロが5.0と極不良馬場()。勝ったのは両方とも昨年亡くなったロートシルト卿の所有馬で、かつルジェ厩舎。ルジェ厩舎はここまでCourse
B以上のレース、半分ぐらい勝っています。
Zakocity (USA)
こちらは、昨年Spirit OneとLiteratoが始動したレース。今年は、クリテリウムアンテルナシオナル2着のHello Morningが登場し、人気を集めます。レースは中団から内を掬ったGris
Tendre(マンディザバル)が3頭の叩き合いを制して快勝。2着・3着のArcadia's Angle(ルメール)、Bon Grain(ジャルネ)もほとんど差はなし。人気のHello
Morningはやや出遅れ、直線外に持ち出したものの、全然伸びず。馬場でしょうか。
Gris Tendreはルジェ厩舎の馬なのですが、何故セカンドジョッキーのマンディザバルが乗っていたかというと、ルメールの騎乗優先度は1にニアルコスで、次がルジェなので、ニアルコスの馬(Arcadia's
Angle)がいる時はそちらが優先になります。
時計は1.52.30。上の方法でペネトロを補正すると12.41s/Fで、昨年の12.79s/Fよりかなり上。しかし、昨年のこのレースは人気薄(Hurricane
Fly)が逃げ切ったスローペースの凡戦で、同日の牝馬戦Prix Camargo(12.41s/F)より約3秒遅かったので、昨年のこのレースとの比較は参考外。そして、今年のPrix
Camargo(12.50s/F)よりは0.7速く、昨年のPrix Camargo(12.41s/F)と同程度。まずまずでしょうか。
■Prix Camargo
昨年のこのレースを勝ったJust Little(ルメルジェ*)は非常に評判が良かったのですが、大成できず。今年もルメルジェのWhere or When産駒、Trip
To Gloryが2馬身半差で圧勝。
時計は1.53.0で12.41s/F。補正タイムで考えると、昨年(12.41s/F)と比べてと0.7秒ぐらい遅い計算ですかね。次走重賞叩くでしょうが、1番人気という感じにはならないと思います。
*ルメルジェ:ルメール-ルジェのコンビ。
両リステッドの勝ち馬はともに、仏ギニーが目標です。
■ロートシルト
両レースを勝ったGris TendreとTrip To Gloryはともにルジェ厩舎所属。オーナーはあのロートシルト(ロスチャイルド)家の当主で、昨年、98歳で亡くなった当主、バロン・ギー・ド・ロートシルト(1909〜2007)氏。現在は相続人の所有。同氏の持ち馬で有名なのは、1963年の凱旋門賞を勝ったExbury(牡1959)。他にもKennmare、Luthierなど、フランス競馬を語る上で欠かせない馬のオーナーで、1975年から82年まではフランス競走馬生産協会の会長を務めていました。晩年は持ち馬も減っており、ここ10年はオーナーランキング100位以下にとどまっていました。なお、今年からドーヴィルの牝馬G1、アスタルテ賞がロートシルト(ロスチャイルド)賞に名称変更されます。
■その他
ドーヴィルの2300のCourse B2戦と1300のListed2戦はPSF。2300のCourse B2戦は昨年のレースが見あたらず、比較不可能なのでパス。そもそもレースとしての位置づけがよくわかりません。今後のローテをみながら勉強していきたいと思います。
1300のListed2戦は、牝馬のPrix Ronde De Nuitは、昨年の勝ち馬のMissvinskiはアスタルテ賞2着に入ったのですが、その昨年と同タイム。ですが、牡馬との比較でみても時計的には平凡かなと思われます。Missvinskiは芝が良かったのと、成長したのでしょう。牡馬のPrix
Montenicaは、War Officerの圧勝で、勝ち時計(1.17.90)は同日のPrix Ronde De Nuit よりも0.6速いのですが、それでも昨年の同じレースよりも0.6遅いので、こちらも時計的には特筆すべきものはなく、両者とも今後の成長と芝での一変に期待じゃないかと思われます。
■爆発するルジェ厩舎
今年 105戦して、47勝、3着以内が31で、複勝率75% という常軌を逸した戦績。もともとスペイン国境に近く、暖かいポーが本拠地にする同厩舎。馬を休ませずに調整できるため、シーズン序盤はアドバンテージがあるといわれてます。なので、終盤にファーブルに差されるのが恒例なのですが、今年の爆発ぶりはそういう次元じゃない。このアドバンテージを評価する馬主が、クラシックのためにどんどん良血馬を預けるようになってきたというのが大きいようです。
獲得賞金も70万ユーロを既に越え、大暴れした昨年同期よりも23%高く、リーディングを独走中。冬場のカーニュスルメールでは16戦7勝とあまり出走させなかったものの、3月にPMU(日本で言えば中央競馬にあたる)開幕すると同時に、ドーヴィルで19戦11勝、サンクルーで12戦6勝という考えられない勝率を維持するとともに、他にもトゥールーズやボルドーなどの地元でも勝ちを重ねてます。
昨年50万ユーロ差でリーディング争いに敗れたファーブル厩舎に対して既に60万ユーロのリード。ちょっと今年有力馬主筋を失ってるファーブル厩舎の猛追を凌ぎきれるかどうかが、焦点です。
■動向
マルセルブサック賞勝ち馬のZarkavaは仏ギニーが目標。Zamindar産駒で、Royer-Dupre厩舎。